有機食品とは、農薬や化学肥料を使用せず地域にある土壌や堆肥を活かしながら、できるだけ環境に負荷をかけずに作られた農産物や加工品のことです。
認証を取得するためには、多くの基準をクリアする必要があります。日本の農家のうち有機農業に取り組んでいる農家は全体のわずか0.5%とのことです。
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私たちが有機食品にこだわる理由――それは有機食品の規格ありきではありません。
私達の有機食品への取組みの始まりは、自然の流れに従って自然に活かしてもらうことによって本当の意味で美味しい食べ物を作ることができる。という考えからでした。
食べることは「生きること」であり、体づくりや元気の源であるからこそ、安心・安全な食の提供を目指し、「自然を最大限に活かす農業」を追求してきた結果
今の野菜、味噌がこの地で一番おいしい食べ物だったのです。
そして食物を作る過程は、地域の人や仲間とのつながりそのものであり、毎日の暮らしに安らぎをもたらしてくれました。
そんな食べ物と人とのつながりを、私たちに関わっている人達から食べてもらっている人達まで広げていく、これが私たちの有機農業です。
※1 2010年世界農林業センサス、平成22年度有機農業基礎データ作成事業報告書